期待はしないほうが楽だよね
はじめまして。一歩と申します。
現在は理系大学生です。
趣味は読書とゲームと筋トレ。本の好きな分野は心理学とサイエンス系です。
プログラミングもちょっとやります。
このブログでは、ちょっとした豆知識の紹介や、自身の体験、自分なりの意見や考察なんかを書いていこうと思っています。
期待ついて
早速ですが、期待について。
皆さんは誰かから期待されたことはありますか?
例えば、両親とか学校の先生とか会社の上司とか。多くの人が何かしら期待された経験があると思います。
世の中では努力して成果を出すとなぜか周囲から期待されちゃうんですよね。
それで、僕は期待されることが苦手です。
周囲からの期待がプレッシャーになって、自分の自由が制限されているような感覚になってしまうんです。なので、「周囲からの期待が嫌で努力しなくなってしまった」なんてこともあります。
期待って良いもの?
僕の場合は少し極端で、「期待に応えようとすることで頑張れる」なんて人もいるかと思います。
しかし、過剰に期待に応えようとしてしまうと、本人にとってマイナスなことが多いと思うんですよね。
例えば、僕の中学生時代の知り合いに「両親の期待に応えようと必死に受験勉強したけれど、思うような結果が出せず、結果メンタルが病んでしまった」という人が結構いたりします。期待に応えようとするあまり自分で自分を苦しめてしまっていたんでしょうね。
あと、期待というものは増幅するもので、周囲が実際に期待してる以上に、本人が期待されていると思い込んでしまうこともあります。
なので、努力とか行動は周囲からの期待ではなく、自分自身の中にある意思とモチベーションからするべき、というのが私の持論です。
自分自身への期待
それと、僕は周囲に対しても私自身に対してもあまり期待しません。
周囲に期待しないのも、自分自身に対して期待しないのも理由は同じで「そのほうが楽だから」です。
周囲に期待すると、その期待通りに動かない人をみてイライラしてしまったりするのではないでしょうか。自分自身についても同じで、期待通りにできないと自己嫌悪に陥ったりしてしまいます。それって、精神衛生上よくないですし、周りに対する期待が大きすぎると場合によっては迷惑になってしまいます。
自分自身に期待しないことのメリット
期待しないことで得られるメリットは多いです。
特に、自分自身に期待しないことのメリットって結構大きいと思っています。
その一つに、「わりと現実的な計画や目標が立てられるので、計画通りに物事が進められて、目標達成率も高くなる」というのがあります。
例えば、僕は朝がめちゃくちゃ弱いので、重要な予定は朝(というか午前中)には絶対に入れません。高校時代なんかは、朝に早起きして勉強しようとしていた時期もありましたが、ほとんど起きられずに、そのまま学校に行っていました(笑)。
そういう経験を経て、僕は自身の「朝」に対して全く期待しなくなったんですね。なので、現在は何か勉強や作業をしようと思って、時間を作ろうとした場合、夜に頑張るか、諦めるかどちらかですね(もちろん、昼間に時間をとれるのが一番いいのですが)。
どうして期待を裏切れないのか
では、周囲の期待を常に気にして、それに応える義務感を感じてしまう理由は何でしょう。それはおそらく「人間関係を良好に保とうとする」ことではないでしょうか。
つまり逆に言えば「人間関係を良好に保てるのであれば、期待は裏切っても構わない」のではないでしょうか?
周囲の期待を過剰に気にしないテクニック
そうはいっても、周囲の期待を気にしないで、かつ、人間関係を保つなんてことができるのでしょうか?
ここでは、人間関係を保ちつつ期待を過剰に気にしないですむテクニックを3つ紹介します。
- 周囲の期待を気にした上で、たまにあえて裏切る。
- 普段から周囲の期待ではなく、自分の意思で行動し、独立した人であることを周囲に示す。
- やる気があることでは、しっかりと結果が出せることを証明する。
1.周囲の期待を気にした上で、あえて裏切る
いきなり「期待」という概念を捨て去るのはハードルが高いと思うので、まずは「周囲の期待を気にした上で、裏切る」訓練をしましょう。
「これがなかなかできないから、困っているのでは?」という人もいると思いますが、これは日常のほんの小さなこといいのです。
例えば、「LINEの返信のペースを少し変えてみる」、「今まで周囲に伝えていなかった趣味や価値観をカミングアウトする」などです。
このようなことをすることで、あなたのことをわかった気になって勝手に期待していた人に、嫌われない範囲で認められ、むしろ尊重されるようになります。
2. 普段から周囲の期待ではなく、自分の意思で行動し、独立した人であることを周囲に示す
これは具体的な行動の説明は不要だと思いますが、これを行い続けると逆に周囲から尊敬され始め、信頼されるなんてこともあります。
3.やる気があることでは、しっかりと結果が出せることを証明する
1と2だけだと、「わがままで協調性のない人」という受け取り方をされてしまうことがあります。そこで必要なのが「結果」です。
例えば、経済的な成功者で性格がいわゆる「わがままな人」でも、「人気があり、賞賛され、人格まで肯定されている」ということがあります。これはひとえに彼らが「結果」を出しているからです。
メディアによく出るようなわかりやすい成功者とまでいかなくても、周囲に「この人はモチベーションのあることはきちんと結果を出すな」という印象を与えられれば、勝手な期待はされず、周囲があなた自身のモチベーションを尊重してくれるようになります。
ここまで3つの方法を説明しました。必ず全てやらなければならないわけではないので、できるものから実践してみてください。
というわけで、今回は「期待について」でした。皆さんもあまり期待しすぎずに気軽に生活を送ってみてはいかかでしょうか?